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若年層に強い名刺 作成の話

ここで、企業はモチベ−シヨンを低くしたダレダレの人間を抱えていかなくてはならないというリスクが生じます。 そうして年上の人間の士気が落ちているうえに、主な客層たるら0代後半以上の人たちのニ−ズがつかめていないのですから、大して業績があげられない。
若くして抜てきされた人が結局、会社の側も辛抱が足りずに、やっと仕事ができるようになるら年後、数年後まで待ってくれなかったりすれば、「抜てきしたけど、お前は思ったより能力がなかったな」という結論にされてしまう、気の毒な結果になるでしょう。 日本人の年齢構成をもう少し考えて、人を起用したほうが賢明かもしれません。
年をとってもモチベ−シヨンが高くなる社会へライフステージをすらそうもう一つ、年齢の「感覚」が変化した原因として、早く大人になろうとする必要が全然ない社会になってきていることが挙げられます。 大人になって老けた人間、老成した人間になると、かえって昇進面でも不利になるし、異性にもモテなくなる。

そこでいつまでも自分を若いと思っている人たちが多くなっているのに、それに社会のシステムがついていっていないかもしれません。 平均年齢が後ろにずれている以上、急いで結婚する理由もなければ、急いで一生勤めるべき会社を決める必要もない。
学生を長く続けることも一つの選択肢のはずです。 しかし、日本では大学進学率が恐ろしく高いのに、大学院進学率はかなり低いのです。
アメリカは、大学卒の扱いを受けるのは時包ららREo-、ビジネススクールやロースクールなどを出ている人たちで、アンダー・グラデユエ−トと呼ばれる一般の大学しか出ていない人は、原則的に日本で言う「高卒」と同じような目で見られます。 仮にハーバードを卒業していたとしても、です。
ハーバードで大学までしか行っておらず、大学院やビジネススクールに進んでいない人は、日本でいう「慶応高校卒」みたいな感じで「慶応高校を出たのに慶応大学に行かなかった人」のように見られます。 高卒であることには変わりない感じです。
今は習うべき知識も増えている時代ですし、ライフステージを後ろにずらしていく、という時代背景を考えれば、大学院進学率はもっと高くていいでしょう。 社会人になってから大学院や大学に入り直すケ−スも、もっとあっていいのです。
ライフステージを後ろにずらすことは悪いことではないと私は思います。 問題はそのいつまでも大人になろうとしない人生になりがちなことです。
遅れがズルズルになり、ライフステージを遅らせても、やはり決め事は厳格に存在します。 昔の慣習のようにお歳までに結婚しなくてもいいとなったときに、でもやはりお歳までには結婚しておかないと、女性であれば高齢出産のリスクが増えてしまいます。
あるいは、子どもをつくれなくなってしまうでしょう。 また、子どもが成人していないのに、親が定年退職を迎えるケ−スが起こってしまいます。

もちろん、定年退職も後ろに延ばしていくべきでしょうが、後ろにずらすのは構わないけれども、限界はやはりあるわけです。 つまり、東大に入るためとか弁護士になるためであれば、3浪までは仕方がないと思うのは悪いことではありません。
でも、現実の司法浪人などを見てもわかるように、4浪、ら浪になってしまって、司法試験勉強が儀式化してしまう事態が起こります。 いくら後ろにずらしていいと言っても、ライフステージの「けじめ」はあるでしょう。
「そのままになってしまう人」が多いことが問題なのです。 結婚を初代前半ですればいいと思って加代を過ごしていると、ズルズルと何となくOLのままがいいとか、親にパラサイトして居心地がいいなどと言って、初代後半になっても結婚しないまま却代を迎えてしまう人が増えるということがその例です。
物事には限界があります。 精神的な年齢は後ろにずれても、肉体年齢もそうとは限りません。
確かに昔と比べ、女性の閉経期は多少、後ろにずれています。 しかし、閉経期の後ろへのずれ方と比べて、心理面的なずれ方のほうが、ずっと大きいのです。
浅野ゆう子さんや黒木瞳さんが40歳で昔の20代後半に見える若さを保っているし、精神的にもそのくらい若いとしても、閉経期のほうは残念ながらあと数年でやってくるでしょう。 それは、どうしょうもないことです。

人間は、医学・生物科学的な限界と心理学的な限界には「ずれ」が生じるものです。 そして、現代の精神的な若返りは、そのずれを大きくしているのでしょう。
そして、残念ながら、子どもが欲しければ原則的に結婚しなければいけないという事実があります。 また、定年のシステムなど社会システムが、なかなか追いついていかないのです。
心理学的に見れば、昔の日歳定年制は今の叩歳定年くらいに当たるはずですが、企業側はそうはしてくれません。 逆に、若いうちに勝負がつく社会にしようとしているわけで、むしろ前倒ししようとしています。
そういうミスマッチがある以上、人生の決断を後ろにずらすことはいいにしても、どこまでずらせるのか、どこまでが自分にとって適切かを決めておくことが重要になります。 つまり、自分の定職を20歳までに決めるというのであれば、私はそんなに問題ではないと思いますが、20歳になっても決まらないなどと言っていると、例えば企業では30歳になった途端にパタッと採用してくれないという現実があります。
あるいは、大学を卒業して数年はフリ−ターで、さまざまな社会を見ようと思うのは構いませんが、叩年もそれを続けていくと定職につけなくなる現実があります。 結婚も、今の時代は「20歳までに」という目標は必要ないかもしれませんが、ズルズルといくと、独身の人生をたどることになりかねません。
そういう意味での「限界の設定」は必要です。 人生にモラトリアムの時期を持つのはいいですが、ある年齢になったら決断をしなければいけないことに変わりありません。
先延ばしをすることも人生勉強だと考えることは構いませんが、先延ばしが当たり前になってしまうとまずいのです。 しかも、先延ばし期間というものも、モラトリアムである以上は、さまざまな試行錯誤をしたり、苦しんだり、悩んだりしなくてはいけない期間です。

楽だからという理由でパラサイトシングルや学生を続けているのであれば、本来モラトリアムは苦しく、あれこれと悩む時期のはずなのに、本末転倒です。 後ろにずらすことが悪いというより、悩まないことのほうが悪いとか、最後の答えが出ないことが悪い、というふうに思うべきです。
今のライフステージの考え方でいけば、いつまでも若くありたいと考えることは悪いことではありません。 昔と違って、例えば四十にして惑わずではなく「惑わずは六十にして」くらいの考えでいいのです。
しかし、決断を後ろに大きくずらすのは構わないとしても、決断するための「勉強」は昔より厳しい。 決断するための悩みは、今は昔より厳しいのです。
選択肢がずっと増えてしまっていたり、情報量が増えていたり、さまざまな理由があるからです。 なんとなく決断しないままやっていくと、それが当たり前になってしまいます。

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